たまがわの風（かじ）

  

かじ　１２歳

公園でポテッとお山の傾斜から落ちて
右肩を痛めた１０日後。


我が家の玄関の段差を踏み外し、
またもや右肩を痛めました。

こんどは、捻りが強かったらしく
一晩たってもビッコ引くので
朝イチで病院へ。。。


まあ、痛そうにするも、
肉球を地面につけているので、
折ってはいないな、というのは
感じておりましたが、
主治医が関節の動きをチェックする間は、
かじを抱っこするこちらもドキドキ。。。

　レントゲン撮るようなことはなさそうだから、
　今日は痛み止めを注射するね。
　それで様子見て、明日また来て。
　今日はお散歩禁止。絶対安静ね。


そうなるだろうとわかっていても、
ホッとしますね。

診断としては、右肩跛行。
競馬の出走中止理由でよく聞くやつですね。(笑)

というわけで、この日は大人しく退散。

翌日、通院を告げると、
ケロっとしようとするも、
ムリすると痛いらしく、軽くビッコ。


しかし、お医者さんの前では、
全く痛がらず、健康を装い、皆の失笑を買う。


トシもトシなので、サプリなぞ飲んで、
さらに様子見することになりました。


治療の中身も、若くなくなったなー。
  

かじ　１２歳

なんだかんだ老犬な話の三つ目。


もともと、運動ごとを好む性格でなく、
お散歩もやらされるのは絶対にイヤ。

気持ちが乗れば、ウワーって動くけど、
飽きると、さっさとおウチに帰る。


そんな気持ちがアゲアゲの時のこと。

若い頃と同じように、公園のお山に登って、
追っかけっこしよう！って騒いで、
軽快に駆け降りようとしたのですが、、、


ボテ。


カラダが反応しきれなかったのでしょうか、
右前足が大きく外に開き、
アゴを強かに地面に打ちつける
壮絶かつ猛烈なダイブを見せました。


直ぐに立ち上がりましたが、
ベロはペロペロ、目はパチクリ、
右前足は引きずり、茫然自失。

人間の子供なら、グギャーって、
泣き出しているんでしょうけど。。。


直ぐに抱き抱え、
痛かったねぇー、痛かったねぇー
と慰め、そのまま抱っこしておウチまで。


この秋口ぐらいから、
今までスムーズに飛び降りてた段差が、
若干覚束なくなってきていて、
気をつけなきゃなって思っていました。


右前足は、様子を見てたら
痛がらずに歩き始めたので、
病院には行かず。



しかし、その１０日後、更なる悲劇が、、、
  

かじ　１２歳

なんだかんだ老犬な話の二つ目。


これを書いているのは、１月ですが、
２か月ほど前の、１１月に入った頃のこと。

さあ、北風冷たくなってきたなぁ、、、

って頃です。

突然、冬毛が抜け出したのです。

４月から５月の時のように
表面の毛ではなく、内側のふわふわ毛が
ボロボロ、ゴソッと抜け始めました。

おいおい、これから冬なのに、
寒さだって感じてるだろうに、、、

なぜ、いま薄着になる？？？


と思いつつも、ボロボロ抜けるので
ブラッシングすること、１ヶ月。

一時、薄着になったものの、
すぐに次の冬毛がビッシリ生え揃い、
抜け毛は止まりました。


要するに、夏前に冬毛が抜けきれてなくて、
衣替えせぬまま、夏を過ごしていた
ということのようでした。


確かに思い返せば、今年の５～６月は、

我が家（別名：犬小屋）のリフォームをしていたので
昼間はクーラーの効いた部屋で過ごしていました。
そのせいで、衣替えしなくてすんだ。

のではなかろうか、、、


ということも考えられます。

気候を感じ取っていたのか
老いによりボケたのか

昨夏、衣替えしなかった理由は、
この夏に判明するものと思われます。。。


  

かじ　１２歳

顔立ちや振る舞いが、
若いというか幼いところがあるので、
人も犬も若犬な感覚でいます。

が、暮れから年明けにかけて、

　あぁ、老いたねぇ～

と感じさせることがいくつかありました。


一つは、ワクチン。

打った翌日、ズゴゴゴと、スゴい呼吸音。
寝ても覚めてもズゴゴゴ。

さすがに落ち着かず、
右往左往していたので、通院。


気管狭窄の疑いと言われ、
あちゃーって感じでしたが、
鎮痛剤を注射して様子を見ることに。


帰って膝枕で過ごすこと半日。
夕方にはズゴゴゴがなくなり、爆睡。

翌日には、スッキリした顔で、
ゴハンくれ、とおねだり。

念のため、翌日も通院し、
元気になったのを確認してもらいました。

所見は、

おそらく、ワクチンの副作用かも、

というもの。


なんだかんだ老犬。


犬も飼い主も、
自覚しないといけないようです。
  

台風迫る３日前、
久しぶりに定期的な検査以外で病院へ。

ハラを壊したのがその理由。
そして、様子を見続け１週間。

ぜんぜん弱ったりせず、
メシも食うし、散歩もするのですが、
いつまでたっても、回復してこないので、
さすがに医者に見てもらおうということに。


かかりつけ医のコメント。

ん～、病気の診察は３年ぶりですね♪
あら、そんなにたってたの～(笑)

腸が動きすぎてるかな。
注射してみましょうか。。。ブスッ！

薬を処方しなきゃいけない犬には、
とっても見えないけど、
１週間分出しますね～♪


当の本犬は、それとなくツラかったらしく、
大人しく診察台に乗り、触診され、
注射を打たれ、スタコラサッサと
退散したそうな。


おかげさまで、
昨日ぐらいから復活しました。